8月6日は、広島の原爆記念日ですね。
福島第一原発の問題も依然としてあるし、外国のメディアも注目するだろうし、海外からの来賓があるだろうし、今年の広島の原爆記念日の平和式典は、朝からあちこちのテレビ番組で中継されるものとばかり思っていました。
ところが、海外のメディアの問題意識の強さに比べ、日本の民放の各局は中継などせず、NHKが朝と夜の7時にニュースのようなかたちで放映したくらいが目立ったところで、あとは、式典の模様を各民放は、少しだけニュースで流す程度。私は、愕然とし、驚いてしまいました。
国と民放とでの一種の情報操作があったのではないか、と思いました。東京電力と民放各テレビ局との癒着を考えざるをえない気持ちになりましたね。また、菅 首相が行うであろう、脱原発宣言をできるだけ広くは報道したくない、という東電と株主関係か何かで癒着があるがゆえの情報操作を感じざるを得ませんでした。
私は、とくに大手マスディアは、ますます当てにならないし、信用できない思いがしてしまいました。インターネットでは、けっこう報道がテレビよりも活発であったように感じました。
国もマスコミも、国民に対して、かなりの情報操作をしてきているみたいで、何が本当の情報か、わからないままできている今日、ますます、われわれは、自分たちや家族の身を守るために、自分たちでサバイバルの知恵を磨き、自分たちでわが身と家族の身を守っていくしかない、と思います。
ことしの
3月15日に、やむをえない思いから書いたブログで、長崎の原爆で、近距離でひどく被爆しても、その病院にいた70人全員が、原爆症にかからなくてすみ、そのグループを指揮した院長にいたっては、89歳まで長生きしたという実例を、ご紹介いたしました。まだの人は、読んでみてください。
また、その記事のもとになった、
原爆60周年の2005年8月16日に書いた記事も、まだの人はよく読んでみてください。
現在は、福島第一原発の事故による放射能汚染の食料への被害が広がっており、小さいお子さんをお持ちのお母さん方の中には、ガイガーカウンター(放射線測定器)を常時持ち歩いて、放射能のチェックをマメにしている方も多いようですね。それは、神経質にもなりますよね。わが子の命を被爆から救わなければならないし、将来、自分の子が、がんなどにかかって欲しくないですから、神経をぴりぴりさせてしまうのも無理はないでしょうね。
ただ問題は、いくら注意を払っても、政府やマスコミの情報すら信用できないところが多く、結局、きりがない、ということです。いくら神経質になっても、放射能除去装置というような便利なものが、あるわけではないのですから、結局、どんなに調べてチェックしても、きりがなくて、むしろ、母親もヒステリーか神経衰弱になりかねなし、その影響がもろに不安定な子どもの心理へと反映されてしまう可能性がかなり高くなると思います。
かえって、そのことで、神経をぴりぴりさせ、神経を不安定にし、多大なストレスをかかえ、自律神経系のはたらきを大いに乱れさせ、生体の防御能力を低下させてしまい、それがそのまま、自分たちの子どもの健康にそのまま反映されてしまう危険性をこそ、親たるもの考えなくてはなりません。
さて、実は、長崎の生存者だけでなく、広島に原爆が落ちたときにも、まるで奇跡のような女性の例があります。
彼女の自由とプライバシーを守るために、名前はあえて伏せて、HSさんとしておきます。
HSさんは、広島に原爆が落ちたときは、まだ小学校3年生で、9歳だったとのことです。
この場合も、なんと爆心地から、たった2kmという近距離で被爆し、すごい爆風で、からだごと吹っ飛ばされ、放射熱で、皮膚は大やけど。腕、顔、髪の毛、まつ毛が焼けたそうです。とっさに目を閉じたので、かろうじて眼は大丈夫だったようです。その後、やけどのただれから、腕にはうじが湧き、ケロイドの苦しみがはじまってたいへんだったようですが、これ以上、苦しい思いをしたくないので、当時、流行ったという、ケロイドをすべて除去し、脚の皮膚を移植するような手術は、拒否したそうです。
その代わり、毎日、さすっていたそうで、また、配給でもらった
梅干を、無意識に欲して、常に食べていたとのことです。
HSさんは、ケロイドを負ってしまった顔を、20歳までは鏡を見るな、と母親から言われるほどに顔にはやけどのあとが醜く残ってしまっていたようです。
HSさんは女性ですから、顔にやけどのあとも残り、また、ひどく被爆してしまった身、これでは結婚も無理だ、子どもの原爆症もこわいので、とても子どもを産むことなどできない、とあきらめていたそうです。
そして、この放射能の研究をするために、猛勉強して、広島大学理工学部に入り、物理学を専攻したといいますから、かなり努力家のインテリともいえます。
その彼女の運命を変えたのが、のちに結婚されたご主人。結婚なんかできないし、まして子どもなんか無理と言うと、「そんなことはない。体質は食べ物で変えられる。細胞は食べ物によって常に作り変えられているのだから、大丈夫。」と励まされます。
ご主人は、玄米菜食の実践者でした。結局、HSさんは結婚し、いっしょに玄米菜食を実践し、なんと信じがたいことに、無理だとあきらめていた子どもを、7人(!)も産みます。そして、その7人はみな原爆症など出ることもなく、健康で、とても元気に育った、という事実があるのです。アンビリーバブル!じゃないでしょうか。ブラボー!とでも、叫びたくなるような快挙じゃないですか。すごいことですよね。
HSさんは、白砂糖を完全にやめ、玄米と味噌と自然塩と根菜や海藻をしっかりとる玄米食を徹底したところ、みにくく跡が残っていたケロイドもうすくなって、ほとんど消えてしまったとのことです。これも、アンビリーバブル!まったく普通ならありえないような話ですが事実なのです。
彼女は、
国立大学の理系の物理専攻ですよ。単に盲目的に、実行したわけではないはずです。
やはり、例え、科学的に証明されたことではなくても、これは何か試してみる価値があると直観し、素直に実行する人には、思いがけない福が現実に来るものですね。
私は、多くの母親が、神経をすり減らして、ガイガーカウンターを持ち歩いて、ほんとうはよくわからないOOシーベルトとかの数値を気にして、毎日を先の見えない不安や恐怖のままに、為す手もなく、過ごすよりも、先人が体験した貴重極まりない事実から学び、だめもとくらいの気持ちで、将来の子どもたちの健康と命の安全を本気で真剣に考えるのなら、こういうことを、徹底して家庭でやってみるほうが、どれだけ現実的な希望を作り出していくだろうか、と考えます。
まったく先が見えない今、為す手がないままに、不安や心配のなかで、絶望的な気分で、現実に立ち向かうよりは、少なくとも、こういうあまりにもシンプルすぎることを、徹底して実行してみてはいかがでしょうか。
少なくとも、私は、そのほうがはるかに現実的なご利益をもたらすと、考えています。
こういうことをいうと、科学的に証明されたことではないとか、理屈で批判をしてくる人もいますが、そのときは、
必ずより効果的だと思われる代替案を示してください。そうでなければ、単なる傍観的な評論家としての批判だとすれば、それは無責任ですよね。
現在の状況に対して、より有効な代替案をはっきり明示してほしいと思います。それが明示できないなら、だまっているべきだと思います。
今、目の前にある先の見えない現実のリスクを少しでも減らして、現実をサバイバルして、自分たちの健康、子どもたちの健康をできるだけ可能な限り守っていかなければならない立場にある、われわれに、長い時間のかかる研究の結果をいちいち待っていられる時間的ゆとりはないのです。
巷での放射能汚染よりも、病院の中での放射線による被曝の方が、ガイガーカウンターではるかに高い測定結果が出るのではないでしょうか?だったら、なぜ、病院にはガイガーカウンターを持ち込んで心配することなく、平気で安心していられるのでしょうか。野菜だ、水だ、肉だ、とこわがって、放射能汚染には異常なまでに神経をとがらすのなら、安心してかかっている病院の中のでの被曝の方が実はこわいんじゃないでしょうか。病院内被曝(院内被曝)については、慶應義塾大学付属病院の放射線科講師の近藤誠先生が、はっきりと明言されているので、近藤誠先生の本をお読みください。
つまり、ガイガーカウンターを持ち歩いて、あちらこちら測定しまくること事態、すでに心理的な落とし穴に入り込んでしまっている、ひとつの証拠ではないかと思います。
できるだけ、リスクを減らす努力をしたら、あとは、開け直り、先人の体験に習い、それを素直に実行するほうが、はるかに現実的な対処であり、それなりのご利益があろうかと思います。
ましてや、われわれは、HSさんのように、近距離で原爆に被爆し、大量の放射能汚染を浴びたわけではありません。彼女より、はるかに良い条件下にあります。また時間的ゆとりも彼女よりあります。ある程度、準備していく時間があるからです。ましてや、ひどい放射能による被爆をしたわけではありません。われわれは、HSさんの場合にくらべれば、圧倒的に有利な立場にいるのではないでしょうか。
さらに、HSさんは、9歳で被爆して、20歳まで、徹底して体質のガードをしてきたわけではありません。あくまで玄米食に本格的に取り組んだのは、20歳を過ぎてからです。そこからはじめて、みにくいケロイドの跡を手術なしで消し、不可能と思われた結婚を成し遂げ、7人もの元気な子どもを産み、育てたという事実は、福島周辺で不安におののくお母さんたちに、大きな希望と勇気と明るさを取り戻してくれるのではないでしょうか。
放射能汚染の拡大で、政府もあてにならず、専門家も打つ手がない、そういうやるせない不安が広がる中、私は、あえて、そういう現実に直面して、どうしようもない心配や恐怖におそわれている、とくに小さい子どもを抱えたお母さんたちとそのご家族に、次の言葉を贈ります。
「不安なままでいるよりも、とにかくやってみなはれ。」
だって、先の見通しがまったく立たない現状で、政府も専門家も、全然当てにならないわけでしょう?だめもとでしょう?
このやり方に、薬による副作用のような危険性はあるでしょうか?
はっきりいって、ノーリスクですね。
だったら、実際に事実として体験をした人のマネをしたら、いいじゃないですか?
だめもとで、やってみたら、どうでしょうか?
私は、ガイガーカウンターで測定して、神経すり減らしているより、はるかに良い結果が期待できると思っています。
くわしい食べ物の内容については、
3月15日に書いたブログ記事の内容をよく読んで、参考にしてください。
困難に直面している方々に、現実的な希望が拓かれることを切に祈っております。
* 1年さぼってまったく更新していなかった私のブログは、あまりアクセスはないはずなのに、
なかばハラをくくって書いた3月15日の私のブログ記事にに、いきなり突然1日で1万8千ページビュー、1ヶ月で10万ぺージビューもアクセスがあった事実は、書いた本人がびっくりしたものでした。先行きが見えない不安の中にいる人が、いかに希望のある情報をほしがっているかということを痛切に思い知らされました。驚いたのは、その情報を、人から人へ、twitterからtwitterへ、と情報のリレーがどんどん自発的に行われ、次々に、私のブログでも紹介させてください、という申し込みが殺到したことにも、驚かされました。また、次々に好意的なお礼と感謝のコメントが次々に寄せられたことには、とても励まされて感動したものでした。
あるとき、
60万部のベストセラーにもなった「人生の宝地図」の作り方の指導で有名な、長年おつきあいのる友人の望月俊孝氏と、このテーマについての重要性について語り合う機会がありました。すると、彼はこのことは一大盲点ともいえる重大な情報であることに、強く共鳴してくれ、あらためて時間をとって対談の機会を作ってくださり、「放射能汚染に負けない生体防御の力をつける」というテーマでの対談CDとして、おもに彼の会員向けのものとしてまとめてくれました。まさか、このテーマでの対談がCDになるとは思いもよらなかったので、非常にうれしく思ったものです。一応、彼に制作費を使わせてまとめていただいたのですから、そのことで損をさせるわけにはいきませんので、一応、私からもここに案内をさせていただくことにいたしました。どうぞ、ご了承ください。