昔、ダーティー・ハリー役で有名だった俳優のクリント・イーストウッドが監督をしている映画「ヒア アフター」(「HEREAFTER」)を3月3日の晩に見ました。
まさに「人は死んだら、いったいどこに行くのか?」という、大きなテーマを、突如としておこった身近な人の死や、自らの臨死体験を見すえることにより、自らの生というものに向き合わせ、新たに生きる意味を再発見していく、というストーリーで、私たちの心に、生きている現実の何かとてもかけがいのない大切なものを余韻として残してくれる映画です。
たまたま話題の映画「ソーシャルネットワーク」を見に行ったときに、映画の予告編でやっていて、偶然知ったものです。
われわれ誰もに、いつかは訪れる現実としての死というものを、淡々と見つめ、誇張な描写もせず、死について知ったかぶりもせず、わからないことはわからないままに残しながら、そこから、新たに生きる意味を見出していきます。
秀作だと思います。クリント・イーストウッドは監督としても、大した才能だと思います。
死を真正面から見すえることで、
新たな生がひらく
いい映画ですので、是非、見てみてください。
おすすめします。