このブログは、おもに経営者とその家族の健康管理と「命もうけ」の知恵について、目からウロコの情報や発想をわかりやすくお伝えして、お役に立てていただくことが目的です。
先回までに、インフルエンザの予防について、逆に、どうしたらインフルエンザにかかれるか、と逆を考えてもらうことで、予防のしかたを理解し、ご自身で気がついていただくアプローチをとりましたが、おもに、大人向けの内容になっていました。
つい最近、私のブログを熱心に読んでくれている友人と会食したとき、「うちの子も最近、インフルエンザにかかりましてね。へんな小児科医に、家族全員ゼッタイ皆かかるから、と脅かされてきましたよ。あいかわらず、へんな医者も多いですね。」といわれて、そうだ、天候が変わりやすい今、学校などで流行ると、まっさきにインフルエンザにかかりやすい環境におかれるのは、子どもたちだな、と気がつきました。
そこで、どちらかというと、大人の人を想定してインフルエンザの予防を考えてきたことに補足の意味をこめて、こんどは、子どもたちのことを想定して、予防の仕方をまとめてみることにしました。
実は、専門家によると、ウイルス感染であるインフルエンザは、同じくウイルス感染である風邪の一種と見なす見解もあるようですので、風邪、インフルエンザをまとめて、その予防について、お伝えします。
子どもの場合は、まず、クラスで風邪やインフルエンザが流行っていることがきっかけになることが多いですが、非常にかかりやすい子どもには、共通する特徴があるようです。
● ゲームやテレビに夜ふかし、寝不足、不眠、よく眠れない
● そのことにより疲れ気味
● 夜更かしした後に、体が非常に冷えてしまった
● お菓子(スナック菓子や、甘いチョコレートなど)やソフトドリンク(清涼飲料水)をあたりまえのように日々摂り、ご飯をしっかり食べず、偏食気味
● 偏食のため、イライラしたり、きれやすい傾向
● ハンバーガー、フライドチキンなどのアメリカンファーストフードが好き
● 野菜ぎらい、食物繊維を含む食物を食べない
● いつも便秘か、便秘気味である
子どもの風邪やインフルエンザで、熱が高く、体力があり、耳が赤いような場合は、たいていが、寝不足と食べすぎと冷えが、きっかけとなるように思われます。
ひとことでいえば、生活習慣が乱れている子どもがかかりやすい。
もっと簡単にいえば、夜更かしと食べすぎの場合が多いです。
また、甘い白砂糖を多く含むものを食べると、白血球が本来、ひとつで12個の細菌を食べる能力があるとすると、甘いチョコレートを食べたとたん、白血球の食菌能力が弱り、なんと2個ぐらいしか食べれなくなるとの報告を、薬理学にくわしい医師のしていたことを想い出します。甘い白砂糖は、白血球の能力をガクンと落とすようです。(どうしても甘みがほしいときは、メープルシロップを使ってくださいね。)
とても寒い日が続き、風邪やインフルエンザが流行っているときは、予防の秘伝として、ゼッタイ食べ過ぎないようにし、寝不足なくたっぷり眠るだけでなく、以下のものを、大人もこどももいっしょに摂ってください。実は、何気ないようですが、ここからは、実は、袋とじにしたい情報です。
それは、ひんぱんに「玄米のねぎみそ雑炊(おじや)」を摂ることです。
寒くて、体が冷えたとき、すごく体もおなかもあたたまり、たっぷり長ねぎを入れることによって、その強力な殺菌作用が体をガードします。みそは、腸のぜん動運動を促し、さらに玄米の繊維質は、食べ過ぎて残っている古便を押し出し、腸を掃除してくれます。何気ないようですが、サプリを飲むより、生きているねぎの天然成分をありのままに使う方が強力な力があります。ただし、みそは、天然の自然な古式みそを使ってください。添加物入りのものでは効果が出ません。
さらに、毎日のメニューから、揚げ物、あぶらもの、肉類、動物性のタンパク質や脂肪、甘いもの、お菓子類をなくし、せいぜい、みかんなどのかんきつ類を果物で摂ります。
そこへ、にんにく、たまねぎ、長ねぎ、しょうがのような天然の強力な殺菌作用のある野菜を毎日、欠かさず加えるようにします。火を加えてもその強力な殺菌作用は、低下しません。そこへ、大根やえのきだけ、ぶなしめじのような、たんぱく質や脂肪の分解を効果的に助けるものを加えて毎日摂ります。
このようにちょっとしたことで、体を細菌にもウイルスにも強い、感染しにくい体質環境にしてしまいます。
効果抜群!
風邪やインフルエンザが流行っているときに、しばらく焼肉料理はだめですよ。
逆効果ですから。
体の中に、ウイルスが感染しやすいどろどろ汚染環境を作っているようなものですから。
腸の中も、どろどろに汚れますしね。焼肉料理たくさん食べたあとは、くっさ〜いウンコになりますでしょう?
実は、このような情報を、2〜3年前、SARSが流行ってアジアがパニックだった折に、いち早く華僑の実業家の友人に、なぜ効果的なのか理由も説明の上、メールしたところ、彼が感動して、世界中にいる彼の実業家の友人にそのメールを、およそ5000名に転送しかけたことがあり、つまらない論争を避けるため、あわてて止めたことがあります。
だから、この情報は、かしこい母親、父親が試して、家族で役に立てていただければ、それでよし。つまらない論争で時間を浪費したくないのです。経験則ではありますが、まじめにやってみれば、体でわかります。
世界を脅かす鳥インフルエンザだって、かなり高い確率で予防できると思います。
実は、SARSが流行っているときでも、「この世界の騒ぎ方は、サイエンスではなく文学だ。SARSだって、漢方でも別のやり方でも、うまく対処すれば、こわくないよね。」と、漢方に精通する、ある医科大学の助教授の友人と話しあったことがあります。
私の好きな言葉に
「小さなちょうつがいが、大きな重い扉を開ける」
というものがあります。
大きな重い扉を力づくで開けようとすれば、非常にたいへんですが、小さなちょうつがいを正しく適切な場所に取り付けることによって、片手でドアのノブを回せば、簡単に開くようになります。
健康管理において、予防でも、治病でも、まさに、そのような何気ないちょっとしたことが、大きな意味と実際の力を持ってくるのです。
生命の力とは本当にすばらしいですね。
そろそろ花粉症が気になりだす季節になりそうなので、次回は、以前書いたことの復習をかねて、花粉症対策について、あらためて書こうかと思っています。