2006年01月26日

なぜ、インフルエンザに抗生物質は無意味なのか?

 このブログの目的は、主に自分が倒れるわけにはいかない責任ある経営者と、それを支えるご家族の方の健康管理と「命もうけ」の知恵について、わかりやすく目からウロコの発想や情報をお伝えしていくことにあります。

 インフルエンザに抗生物質は、なぜ無意味なのか?

いろいろなコメントありがとうございました。あいだが空いてしまって申し訳ありません。

 ズバリ、非常に簡略化してわかりやすく申し上げますね。

 抗生物質が、通常、なぜ効くかといえば、おもに細菌(ばい菌)の増殖を防ぐからです。それは、なぜかというと、細菌には、かならず細胞膜がありますが、ようするに、抗生物質が、それを溶かしてしまうんで、自己増殖ができなくなるんであります。だから、抗生物質は、細菌性の病気には、大いに役に立ちます。

 ところが、インフルエンザの原因は、ウイルスであり、細菌ではありません。実は、ウイルスは、細菌と全く違っていて、それ自体で生きているとはいえないもので、ちょうど生物と無生物のあいだに位置する「生き物もどきの物質」でしかありません。ただのRNAやDNAをくるんだたんぱく質や脂質のかたまりでしかないのです。

 ですから、ここが肝心なところですが、ウイルスには、細胞膜がありませんし、いくらエサをやったとしても、ウイルスが、それ自体で自己増殖することはないし、できないんですね。

 もともと細胞膜を溶かすから、細菌が自己増殖できなくなって効くのが、抗生物質なのですから、もともと細胞膜のない、生きているとはいえないウイルスに、抗生物質を使っても、まったく無駄で意味がなく、かえってその副作用だけの影響が残るだけです。

 こういう当たり前の知識を持たないで、インフルエンザに抗生物質を出すような医者に意見できない大人も、自らの命に対して勉強不足ですから、その責任もありますね。だから、インフルエンザでも、どうせわからないだろうからと、大人に対してむやみに抗生物質をちゃっかり出して保険の点数を稼ぐ医者は、「小やぶ」医者といたしましょう。こういう医者からは、すぐに見切りをつけて逃げ出し、大いに口コミで「あの医者はやぶだ」といううわさを、どんどん巷にばらまき被害を防ぎましょう。

 とにかく知恵を持ち、かしこくなることです。

 子供のような、まだ体が成長の途上にあり、体の免疫系が学習中であるのにもかかわらず、無知で不勉強な母親をだまし、子供のインフルエンザに、平気な顔して抗生物質を出して、保険の点数を稼ごうとするような小児科医は、子供のデリケートな体を害するだけでなく、相当のワルですから、「大やぶ」医者です。

 こういう医者は、母親たちが賢く結託し、口コミで、あの小児科医は、「大やぶ」医者で大うそつきだから、ゼッタイに皆で行かないようにしようと回覧板をまわして廃業に追い込むか、子供のインフルエンザに抗生物質を出されたことにより、子供の病状が悪化したような場合は、その事実をきちんと記録に取り、いい弁護士と組んで訴訟を起こし、どんどんそういう「大やぶ」医者を訴えて、ブタ箱にぶちこんでやりましょう。

 幼い子供の体に、インフルエンザだからといって抗生物質を出すような医者の行為は、立派な犯罪ですから、容赦はいりません。どんどんブタ箱に送り込みましょう。 

また、お年寄りの高齢者の方々に、医者のいうことには素直だし、どうせわからないだろうから、と必要以上に、あれこれ山のように薬を出す医者がいます。まるで、未知の生体化学実験です。こういう医者も、ちゃっかり熱があるからなどといって、インフルエンザに抗生物質を平気で出しかねません。ですが、長年、人生を生きてきて、そういう医者の言うがままに疑問を持たないで従うだけなのも、あまりに賢くないので、本人にも責任があります。こういう医者は、「中やぶ」医者でしょう。こういうずるがしこい医者も、ブタ箱に放りこんでやるべきでしょう。

 近所の実例ですが、風邪をひいて診察を受けに来たのに、まったく意味のない直腸の検査をあれこれされ、そういうまちがった診療がもとで、肺炎になり、それをこじらせ、大病院に入院するはめとなり、そのまま帰らぬ人になってしまったという、ひどい医者の実例をまじかに知っています。高齢の方です。そういう最悪の「大やぶ」医者のところへ、何も知らぬ無知な若い母親が、自分の小さな子供を連れて、子供の風邪の治療に通っていたことには、背筋がぞっとしました。けっこうあるんですよ、こういう例が。

 もちろん、ごくまれに良心的ないい医者もいますから、そういう医者は、はっきり、無知な母親に向かって、「インフルエンザに抗生物質は効きません。かえって害がありますから、お出しできません。」と諭します。そういう思わず拍手したくなるような医者もいるんですね。

 とにかく皆さん、なんでもお金で買えると豪語していたホリエモンさんが1000億円出してもゼッタイ買えないのが、「人の命」です。人の命を平気で害する医者は、容赦なく、どんどんブタ箱に入れてしまいましょう。脱税よりも罪が重いと、私は考えています。

 皆さん、とにかく賢くなりましょう。「大やぶ」「中やぶ」「小やぶ」の医者に対しては、人の弱みにつけこんだ詐欺師と同じですから、断固たる姿勢でのぞみましょう。1000億円出しても買えない、みなさんの、かけがいのない子供たちの命がかかっているのですから。

 実は、このウイルスが、細菌とは全く異なるものであることをしっかり理解することが、効果的な予防の決め手になります。

 マスコミでも、世界保健機関でも、ウイルス性の病気を、まるでコレラかペストと同じような細菌性の伝染病であるかのような報道をして、むやみに人の恐怖心あおっていますが、私は、それは、あまりにも幼稚で実に愚かなことであると思っています。

 マスクをしたって、細菌よりはるかに小さい微小なウイルスは、マスクなど簡単に通過してしまいますよ。ウイルス除去率95%以上とかうたっているマスクがありますが、いったい何を根拠にそういっているのでしょうか?ウイルスを通さないほどなら、水蒸気を持つ口からの息だって通りませんよ。マスク制作会社と専門家がつるんだまことしやかなウソとしか思えませんね。

 細菌学の初歩の初歩すら、理解できていないような発言ですから。

 皆さん、まことしやかな専門家のウソにだまされず、とにかく賢くなりましょう。  

Posted by otsukako at 03:15Comments(2)TrackBack(1)

2006年01月16日

インフルエンザによる「やぶ医者」の見分け方は?−2

 このブログの目的は、おもに経営者とその家族の健康管理と「命もうけ」に役立つような知恵の情報を、わかりやすくお伝えすることにあります。

 先回、インフルエンザへの対処の仕方でわかるやぶ医者の見分け方について問題を出しましたが、さっそく、ハンドルネーム ゴンタさんから、思わず、大当たり!といいたくなるような回答コメントがありましたので、みなさんにお伝えしておきます。

 ゴンタさんいわく、

私の経験上

ヤブ医者・・解熱剤で熱を下げ、なぜか抗生物質まででて、栄養のあるものをしっかり食べて休みなさい。そして明日又来なさい。

良い医者・・一応、渡すこともあるが、基本的には解熱剤を使わず熱は自然治癒力発動作用と捕らえる、無意味な抗生物質を出さず、水分(ビタミン、ミネラルなど)はしっかりとるが、食欲もないだろうからできるだけ無理して食べなくていい、そしてゆっくり休みなさい。まずはそれから。


とのことで、思わず、よくぞいってくださいました、大当たり!と、うれしくなりました。ゴンタさん、おめでとうございます。そして、ありがとうございます。良い医者の方のコメントに、とくに「十分な睡眠をとる」ことなんかがさらに強調して加えてあると、もっといい感じですね。

 でも、頭でっかちのインテリきどりの母親が、はやく熱を下げたいから、なんとかしろ、はやく抗生物質を出してくれ、などと医者にたのんでいるようなケースも多いようですから、無知とはおそろしいものです。

 それでは、みなさん、なぜ、インフルエンザに抗生物質は無意味なのか、おわかりになりますか?

 さあ、お分かりになる方は、すぐに、どなたかコメントでご回答くださいね。

   
Posted by otsukako at 18:50Comments(4)TrackBack(0)

2006年01月14日

インフルエンザでわかる「やぶ医者」の見分け方は?

 このブログの目的は、おもに経営者とその家族の健康管理や「命もうけ」の知恵に役立つような、意外に知られていない目からウロコの情報や発想を、わかりやすくお伝えしていくことです。

 インフルエンザのことが寒い冬では話題になりますが、インフルエンザで、あなたやあなたのお子さんがかかる医者が、きちんとした正確な診断と良心的な判断をする医者か、それとも、素知らぬ顔して平気でウソをつく「やぶ医者」か、簡単に見分けることができます。

 さて、ここで問題です。

 あなたのお子さんが、インフルエンザにかかっていると診断されました。そのとき、小児科医が、どのような対処をしたら、「やぶ医者」と判定できるのでしょうか?

 知っている人にとっては、やさしいことかもしれませんが、知らない人にとっては、一大盲点でもあります。

 すこし考えてみてください。お答えのコメント、お待ちしております。

 

   
Posted by otsukako at 16:53Comments(1)TrackBack(0)

2006年01月11日

「自然の摂理」と「人間の都合」

 このブログの目的は、おもに経営者とその家族の健康管理と「命もうけ」の知恵に役立つような、目からウロコの情報や発想を、わかりやすくお伝えすることにあります。

 ただし、健康の問題といっても、結局、人生そのものの問題や生きかたの問題に大きく関わってきますので、単に健康情報のノウハウの安易な伝達にならないよう、いろいろな分野についても自由に書いております。

 先回、「自然の理」というものについて新年早々、やや大上段に、いきなり書いてしまったようなところがあるので、すこしその意味を具体的に書こうと思います。

 思えば、人間は、天候や気象について、文句ばかりいますね。天気予報を見ては、ああ雨ばかりでいやだとか、雪ばかりでたいへんだ、とかいい、雨が降らなければ、降らないで、このまま雨が降らなければ、たいへんなことになる、とか、いつも、不平ばかりこぼしています。

 身近なところでも、出かけるときに、雨が降っていれば、「なんだ、雨か、いやになちゃうな。」などと平気で言ってしまいますね。

 台風が来れば来るで、大騒ぎし、そのことが災害となり被害が出れば、米国人なら、なぜ、神はこんなひどい仕打ちをわれわれにするのか、と神に文句をいったりします。昨年の巨大台風カタリーナの被害では、現地の人々は、口々に政府の対応ををのろい、神にその仕打ちを問い、不満を爆発させていましたね。

 しかし、台風のほうが悪いのでしょうか?台風は悪魔の手先なんでしょうか?

 たしかに、ここ10年くらい、世界を旅しておりますと、世界的に異常気象がおこっていることを肌で実感します。この異常気象は、自然が悪いのでしょうか?
それとも、自分勝手に地球を汚してきたわれわれ人間が悪いのでしょうか?

 われわれ人間のほうに責任があるのは、はっきりしてしていますね。

 いつのまに、人間は、自分のことは棚に上げて、自然の現象に文句ばかり言うようになってしまったのでしょうか?

 その昔、稲の豊作を祝い、その自然の恵みに感謝していた人間の姿は、ほとんど見られなくなりましたね。

 いつのまに、自然より人間のほうがえらくなったのでしょうか?

 台風は、地球の悪者なのでしょうか?

 とんでもない。私は、地球の大気を掃除する大自然の掃除機のようなものと思っています。その証拠に、台風が去ったあとの空気のおいしいこと。そのすがすがしいこと!そして、台風の去ったあとの夕日の実に美しいこと!

 私は、台風だって、必要があっておこっている自然の現象ととらえています。

 おそらく、もし、地球上から台風が、全くなくなったら、なくなったで、おそらく困ったことになるのだと思います。

 台風が来ても、それをいやがって、ワーワー騒ぐのでなく、危険な外出を一切しないで、おとなしく安全なところに避難して、静かに通り過ぎるのを待っていればよいのを、自分の都合で、自然をなめて、わざわざ外に出かけていったり、山の斜面の下などにいるから、川に落ちたり、土砂崩れに巻き込まれたりするわけですね。

 そういう危険なときに危険なところにいるから被害に遭うのではないでしょうか?

 大自然の大掃除が終わるまで、じっと静かに待っていたらいいのに。自然の大掃除が行われているとき、その中に、あえて飛び込んでいくのは自殺行為ではないでしょうか?

 危険だから行くな、といわれているのに、冬山に安易に行くから遭難するわけです。冬山が悪いわけではありませんね。自然をなめた結果ですね。

 いつも自分勝手なのは、人間の方で自然の方ではない。

 人間が、あまりに自然の力をなめてかかったおごりのツケが、悲劇を生むのではないかと私は考えています。

 「おごるもの、久しからず」

 もちろん、人情として、つい文句を言いたくなるのは、人間誰しもそれなりにわがままですから、わかります。

 でも、私は、あえて、天候、気象という自然の現象に対しては、どんなことがおこっても、しかたがない、と一切、不平をいわず、むしろ、よい天気に恵まれたときなどは、すかさず天にお礼をいい、自然や天地には、ありのままに感謝するようにしています。

 もう700回ちかく乗った飛行機ですが、無事、離陸に成功するたびに、天というか自然に向かって、「ありがとうございます」とお礼をいい、また、無事、着陸に成功したときも、「ありがとうございます」と感謝するようにしています。

 だって、飛行機が墜落したら、そこで人生終わりですよ。離陸と着陸がうまくいったら、どうして感謝なしでいられましょうか。
 
 でも、多くの人は、そう無事であることが、あたりまえの当然の自分の権利だと、タカをくくっています。

 自然の条件が、すこしでも間違えば、へたをすれば、命すらないかもしれない存在であることを多くの人は忘れていますね。

 だから、予期しないときに、どっか〜ん!とずっこけ、一瞬のうちに命を失うようなことを体験する羽目になるのではないかと思います。

 面白いことに、どう感じられてもかまいませんが、いつどこでも、自然の天候に感謝し、お礼を言いつづけておりますと、不思議なくらい、かなり高い確率で、すばらしい天候に、その土地に到着したとたん、恵まれることが多いのです。

 また、そのたびごとに感謝し、お礼を言います。

 たまたま、天候にすぐれない日にあたっても、これは、自然の側に何かこうすべき事情があるに違いない、と思いなおし、それをありのままに、しかたがない、と受け入れ、いずれかならず好転する、と信じ、決して勝手なお願いはせず、感謝し続けます。

 すると、いつのまにか、奇跡のように天候が回復してきて助かったことが数え切れないほどあります。

 きっと、天候にお礼を言う人間が、地球上にあまりにも少なく、ほとんど誰もお礼を言ってくれないので、私のような変わり者に、自然が少し気をよくしてくれているのかもしれません。


   
Posted by otsukako at 19:06Comments(4)TrackBack(0)

2006年01月04日

「自然の理」にかなっていることか、どうか

 このブログは、おもに経営者とその家族のための健康管理と「命もうけ」の知恵として役立つような、目からウロコの情報と考え方を、わかりやすくお伝えするのが、目的です。

 新年、あけましておめでとうございます。戌年の本年は、私は年男になります。

 新年なので、一年の初めにふさわしいように、根本的なことを書きます。

 それは、すべての判断の基準として、そのことが「自然の理」にかなっていることか、そうでないか、という視点で、健康・医療・経済・ビジネスすべての領域で、物事を観るようにすると、単なるさまざまな情報に惑わされることなく、「命づな」になるような知恵を培うことができると思います。

 不自然なこと、あきらかに「自然の理」にかなっていないことは、病気の治療でも、事業でも、投資でも、たとえ短期的な好転はあっても、結果として、必ず、失敗します。

 自然の力に逆らう者は、必ず滅びます。

 このことは、がん治療でも、株式投資でも、まったく同じだと思います。

 自分ひとりの力で成功したと思い込む人は、あきらかに愚かで、必ず、自分では絶対解決できない要因で破綻します。

 天・地・人のすべてがうまくタイミングよく調和してはたらくとき、天運を味方にして、道が開けるものです。

 このことは、いろいろな例を挙げると、一冊の本になってしまいます。

 自然の理にかなっていないことは、繁栄し続けることはありません。

 ゲーム感覚で短期デイトレードで儲けたような人は、大きな歴史の変化のうねりが来たとたん、破綻し、首をつるハメになります。

 自然の理にかなわぬきょうの天国は、あすの地獄です。

 「自然にかなうものは、ますます栄え、自然に逆らうものは、おのずから滅ぶ」

 人間は、科学技術におごりつつありますが、無から生命を作ることはできないし、台風ひとつコントロールできません。巨大な自然の力に逆らうことはできません。

 ハワイのオアフ島のノースショアで、ビッグ・ウェイブを見ましたが,大きな波のうねりに人間が力づくで抵抗しても、地に叩きつけられ、殺されるだけです。

 いかに自然の力に逆らわず、よく観察してタイミングよく自然を利用して波に乗るしか方法はありません。

 実は、病気とて、生命力が示す自然の力のあらわれです。無理やり力ずくに押さえ込もうとすれば、かならず敗れ、命を失います。

 なぜなら、生命力のはたらきに逆らっているからです。それをうまくなだめ、整え、その流れにうまく乗りながら治していくことがコツです。

 いずれ、いろいろと具体的な例も挙げて説明しようかと思いますが、すべてことの判断基準に「そのことは自然の理にかなっているか、そうでないか」という視点を持つことで、皆さんは、世の急激な変化に惑わされないで、かなり正確な判断をされていくようになると思います。

 本年1年の最初に、この重大な原則をお伝えし、皆さんの1年の幸にお役立ていただきたく願っております。

 体験と洞察力がないと、このことの深い意味はわからないかもしれません。でも、何かのときに思い出し、是非、皆さんの頭で考え、発見していってください。  
Posted by otsukako at 16:07Comments(5)TrackBack(0)