2009年04月30日

タイの伝説的な外科医セン博士は、今年99歳

タイ国の厚生大臣を、過去に10年もの間つとめたことのある外科医、セン博士は、ことしの5月で、もう99歳になります。

それほどのご高齢なのに、全然、頭は衰えておらず、私が出した手紙の内容など、ちゃんと覚えているのですから、おそれいるどころか驚嘆してしまいます。

セン先生のことは、以前にも、すでにブログや、新刊の本で紹介しましたが、セン先生は、かつて厚生大臣の時代に、無医村ばかりで医療がいきわたっていない当時のタイ国の実情を知り、それをなんとかしようと、病床のある病院を、タイ全国におよそ600ほどつくり、また、病気の予防のため、タイ国民の公衆衛生指導にも力を入れ、タイ公衆衛生の父といわれている方です。

そのような現実の重大な仕事をいくつも成し遂げたばかりでなく、何よりも、その人間性の大きさに、私は、人間としてほれ込んでしまいました。

稀有なご縁で親しくおつきあいさせていただくようになり、今では、先生のご自宅を訪問するたびに「This is your home.」といってくださることは、何よりも幸せなことと思っております。

ご自宅で会食をするたびに、謙虚な仏教精神を持ちながらも、その精神のスケールのでかさと私心のなさには、いつもあらためて驚かされます。

そして、世の中のことであれこれ心が迷いやすい己の身を省みて、心が洗われ、また自分が本来のマットウな道に立ち戻らせてもらえたような気持ちになります。

自分が現在、心の底からメンターとして慕う先生です。

ある意味で、迷ったときに決断する際に、自分の心の支えとなっているような先生です。

足が、以前よりだいぶ弱られましたが、タイでは、9とか99は、ラッキーナンバーとされていますので、ますますお元気で、100歳を超えてまで、できる限り、お元気で生きていていいただきたい、と、心から願っています。


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