寒い、冷え込む日が続きますね。
そこで今回は、具体的に「寒くて、冷えこむときの風邪予防」というテーマで書きます。
ちょっとしたことですが、これも知っておくと、冷えからくる風邪の予防に役に立ちますので、しっかり読んで役立ててくださいね。
まずは、大前提。夜更かしや睡眠不足にならないよう、しっかり、ぐっすりと睡眠をとること。さらに、もちろん、あったかい格好をしていてくださいね。
これは、けっこう重要です。
実は、ぐっすりよく眠ることは、体の免疫力を調整し、活発にし、強化する上で非常に重要なんですよ。
そのうえで、体が冷えたときなどは「玄米ねぎみそ雑炊」を食べます。ねぎ入りみそおじやですね。これは、体が冷え切ったときなど、効きます。
みそ汁の残り汁を使った手抜きでもいいですから、殺菌力抜群の長ねぎをたっぷり加えて、みそも、インスタントな製造ではない無添加の天然醸造の、本物の「豆味噌」を使うとますます効果抜群。
そうでないと、あまり食薬としての薬効が期待できません。
これは、腸をあたため、玄米の持つ繊維質も相乗的にはたらいて、腸のぜん動運動を促し、便秘を予防し、古便を腸に溜めないばかりか、ねぎの殺菌作用で、ばい菌やウイルスをやっつけ、とくに冷えからくる風邪の予防になります。
便秘は万病の元。
あとは、寝る前に、かなり熱いお湯で、足首まで「足湯」をして、足に新鮮な血液を集めて真っ赤にしてから、靴下を履いてぐっすり休むと、冷えこみからくる風邪のひきはじめには絶大な効果があります。風邪のひきはじめなら、これだけで薬も飲まず、治ってしまいます。
この対策をしつつ、体に「ぞくぞくっ」ときたときには、暴飲暴食をつつしみ、少食気味の食養生につとめ、よく休み、よく眠ることをきちんと併用すると、ほんとうに見事なくらいに、風邪から体を守れます。
是非、素直にやってみてください。
バリエーションとして、甲府あたりの名物のみそ煮込みうどん「ほうとう」も、長ねぎをたくさん入れて食べるのもいいです。
実は、最良の薬とは、食物を薬として上手に活用することで、自分自身の体の免疫力を強化し、自分の脳(気持ち)と体で作り出す自家製の薬なんですよ。
製薬会社が売ろうと、やたら不安感と恐怖心に訴えて、宣伝であおってくるような風邪薬よりも、はるかに、こういう地味でシンプルなやり方の方が効きますよ。だって風邪のウイルスを殺す風邪薬はないし、けっきょく風邪でも治しているのは自分自身の治癒力のはたらきであって、風邪薬は、単に症状を対症療法で一時的に押さえ込んでいるだけですから。
それでは、また!
ときどき、こういう具体的な記事も書きます。