あなたが「がん」になったら抗がん剤を使いますか?
このブログの目的は、おもに経営者とその家族の健康管理や「命もうけ」に役立つような眼からウロコの情報や知恵を、わかりやすくお伝えすることにあります。
長く間があいてしまい、申し訳ありません。
以前より、ずっと書こう、書こうと思いながら、書かないままで来たテーマ
「がんと抗がん剤」。
なぜなら、いろいろなケースがあるために、単純にひとくくりにして判断してはならない部分が大きいので、慎重に明瞭に考えていかなければならないことだからです。
それで、まずは、読者の皆さんに、まずは聞いてみることにしました。
「あなたが、がんになったら抗がん剤を使いますか?」
抗がん剤の副作用のこわさやつらさは、耳にすることが多いでしょう。
それでも抗がん剤を使いますか?
なぜ?
抗がん剤は、いろいろな種類のものがあるでしょうが、効くものは本当にあるのでしょうか?
また、
「ご家族の方が、がんになったら、病院で抗がん剤治療をやってもらいますか?」
どうぞ、ご自身のご体験のある方はそのご体験から考えるとどうでしょうか?
そうでない方はどう考えられますか?
しばらくお待ちいたします。まずは皆さんの自由なご意見をコメント欄にお送りください。
今、私の側からいきなり書き出しますと、かなり長い文章を怒涛のように止めどもなく書いてしまいそうで、まずは皆さんの問題意識やご意見をうかがってから、それらをまとめるイメージの発酵の触媒とした上で、じっくりこの重いテーマについて書いてみたいと思っております。
皆さんの声、ご意見を、お待ちしております。
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1.おもいテーマですね。私のところへも癌患者さんがけっこういらっしゃるのでそれらを振り返って考えてみることにしました。まず、結論から申しますと、私自身は決して抗癌剤は使わないでしょう。私は普段から癌にかからないように体内環境を整える努力をしています。癌というのは青天の霹靂で突然罹る病気ではなく、生活全般の間違いから引き起こされる病気です。体内に不必要な「ゴミ」が溜まってしまった結果として免疫力が低下し、そのために健康人の体にも日々発声しているといわれる癌細胞を抑制する力が不足して罹るものでしょう。だとしたら、体内環境を立て直す努力をしないでやみくもに癌細胞を叩くばかりではかえって体力を消耗させ、自然治癒力が働く起点を妨げてしまうだけだろうと思うのです。
2.それに抗癌剤の効果がどの程度のものなのかもよくわかりません。現在、私の知人で重症の胃癌患者の例を挙げてみますと、彼女は胃癌が発見されたとき、すでに末期で、開腹手術をしたものの手遅れだということで癌の部位には触れずにそのまま縫合されてしまいました。医師からはありのままの症状が告知され、知人は抗癌剤治療を拒否して自力でインターネットで何かもっと有効な治療方法はないかと調べ、免疫療法をおこなっている病院を探し当てて連絡を取り、さっそくその治療を受けました。
3.ところが治療を受けた直後にアナフィラキシーを起こして呼吸困難に陥り、一時は非常に危ない状態に陥ってしまいました。どうにか命は取り留めたものの、この療法を続行するのは無理と悟って元の病院に戻り、抗がん剤治療を受ける覚悟を決めました。このことについては主治医にも詳しく話し、くれぐれも注意して治療に当たってほしいと頼んだそうです。
4.ところがいざ治療が始まると、点滴の準備をしている最中に医師は退室してしまい、点滴開始と同時に看護婦も退室、部屋には病人の彼女一人が残されました。抗がん剤の点滴が五滴注入されたところで免疫療法のときに起こしたと同じアナフィラキシーの兆候に襲われ、危ないと察知して自分で点滴を止め、必死で看護婦を呼んだとか。すぐに応急処置をしてもらって危機は脱したものの、医師と看護婦の無責任な態度には怒りと不信感を抱いてしまいました。
5.それでもいざというときには病院を頼らねばならない弱さゆえ、全ての治療を拒否することもできず、自宅療養に切り替えて、医師が処方した気休め程度の一番弱い抗癌剤の錠剤を受け取ったそうです。恐る恐る一錠だけ飲んでみたら、またまたアナフィラキシーの全長が…。これですっかり抗癌剤治療はあきらめたそうです。
6.現在のところ彼女は自然治癒力を高める療法を唯一の便りに悪戦苦闘しています。何とか頑張ってほしいと祈っていますが、手をこまねいているだけの自分の力不足がもどかしいです。彼女のこれまでの経過を見る限り、抗がん剤の有効性には首を傾げてしまいます。体力の落ちた人にとって抗がん剤は「毒」以外の何ものでもないのでは?少なくとも彼女の弱り果てた肝臓はほんのわずかでも体を攻撃する因子に対して過剰な拒否反応しか示さないのです。つまり全身で抗がん剤を拒んでいるのです。これは命の叫びというものではないでしょうか。
7.また、こんな例もあります。私のところへ来た患者さんで、先頃病院で検査を受けたら乳癌が発見され、手術を勧められた。自分としても手術を拒否して他の療法で頑張るだけの気力はないので、手術は受ける決心をしたが、その前にやることがあればできるかぎりやっておきたいから教えて欲しいというのです。自然治癒力を高めて、少しでも体内に溜まっている「毒素」を排泄するような方法を指導したら熱心に実行し、一ヵ月後に入院、手術を受けました。
8.すると、同じ日に乳癌の手術を受けた若い女性がいつまでも手術の傷口が塞がらず、苦しんでいたのに対して、その倍の年齢の彼女はえらく経過が良く、手術の翌日にはもう傷口がきれいに塞がって、スタスタと病院内を歩き回っていたそうです。
9.その上、退院後の初めての検査でこれからの治療方針を決める段取りになっていたそうですが、その検査で癌細胞が一つも見つからなかったので医師も驚いていたそう。結局、抗癌剤も放射線治療も何一つしなくてよくなってしまったのです。「折角用意しておいたカツラがムダになった」と彼女は明るく笑っておりました。こういう事例を見ても明らかなように、まずは自然治癒力を高めることが何より大事と私は考えます。
黒澤さん、非常にくわしい具体的な患者さんの例までおしえていただき、本当にありがとうございます!なかなか、実にたいした観察力と洞察力だと思います。ただ、この場では、まだ私の見解は述べないでおきます。ある程度、他の方の意見が来てから、あらためて私の見解をブログ記事の中で書かさせていただきます。ご協力に心から感謝しております。
こんにちは。母が癌で亡くなっております。
私自身がその立場になったとしたら、抗がん剤を使いません。また、手術も拒否すると思います。
癌も症状も様々ですから、一概にこれがベストとは言い切れないと思いますが、最愛の母を癌で失ってから思うのは「はやりあの時手術をとめるべきだった」ということです。(手術当日の朝まで私は母を説得しておりました)
続きです。
母は、術後の経過が良くなく、その5ヵ月後に他界しました。
「ここまで進行していては手術できない」と医者に言われていた状態を抗がん剤を使わない療法で対処し、胃や喉の転移は消えるほどまでに回復させたのです。でも「今しか手術のタイミングはない」という医者の言葉に両親は手術を決断。娘の反対は軽くあしらわれました。今思うと、あの時身体を張ってでも反対していたら、母はもっと苦しまないで済んだ気がして仕方ありません。
それらの経験を通して思うのは、病状や体質によるところも大きいと思いますが、抗がん剤を使わずとも治癒に向かう方法も探せばある(かもしれない)ということです。少なくとも、心身の苦痛を減らすことは可能だと感じております。私自身や家族は、抗がん剤や手術にお世話にはならないでしょう。
nagamitsuさん、貴重なご体験からのご意見をいただき、たいへん感謝しております。
お身内の方で、おつらい体験をしますと、現代の医療のさまざまな問題点を実感されることでしょう。
私は、仲間の医師や医療者たちと、実際に、こういう部分を現実に変えようと試みている者です。
いずれ、またご意見をくわしくお知らせください。
患者さんの立場、医療者の立場、医療行政の問題、医学教育の問題、製薬会社の癒着や利権の問題等、さまざまな要因がからんでいます。
この複雑に絡まった世界を、よりよく変えるには、なまじっかなことでは無理で、相当の知恵を必要とします。
一人ひとりの方の問題意識が必要です。これからもどうぞ問題意識を持ち続けていってください。
抗がん剤は使用しないと思います。手術で患部の切除は選択肢にありますが、その後行われる抗がん剤、放射線治療は避けたいと思います。なぜならば、明らかに抗がん剤の治療、放射線治療を行ってから、体力もみるみる落ちて、別人のように弱って最終的には亡くなった方(叔父:咽頭がん、祖父:食道がん、同僚の義理の兄:肺がん)を、直接または間接的に知っていいるという理由からです。
身内の場合、1回目くらいはまだ変化は無いのですが、2回、3回目くらいからは既にその変化には気付きました。体がどうのこうのという問題ではなく、なんといっても生気が亡くなっているって言う感じで、背筋が寒い思いをしました。理屈ではなく、ああ何かおかしいという感じです。
私としてはなってしまったら(知らないでいて確認できてしまった場合)、まず、徹底して血液をキレイにする食事(時に軽い断食も併用)、生活を心がけます。その後で手術が必要な場合は受けるかもしれません。その後は血流やリンパの流れを促進できるように、気持ちを生き生きと出来るようにして、免疫力を高める生活習慣(実生活・精神面)を心がけます。
また、あとは生きる意志・目的を明確に強固に持つこと、そして自分の決めた方針に沿って迷わず徹底してやりぬくことです(高めるための枝葉はOK)。あっちもいいな、こっいちもいいかもしれないは一番してはいけないことだと考えます。
方針が間違っていれば、自分の責任、諦めて死ぬしかないかなとも思っています。なんだか経営もそうかもしれませんね。
これはあくまで、一度もガンの経験の無い私の勝手な意見であることをお含みおきください。また、なった際には現時点では間違いなくこするという本音であることもご理解下さい。
リアルタイムに このブログを拝見させて頂きました!
中学1年になる息子が2005年3月に『骨肉腫』になりました。手術前に月に1回づつ 抗がん剤投与し6月に『抗がん剤治療をしたけれど、余り癌が小さくなっていないので、手術で取りのぞきます。膝上20セン 膝下10センチのローテーション手術になります。』
手術は10時間かかり、2週間後、又抗がん剤治療が始まりました。
手術前の2種類の抗がん剤が余り効果無かったため、5日間通しの 一番キツい抗がん剤です。。。
身体は痙攣し、何度も吐き戻し、血まで吐き、口内炎も沢山出来、水を少量やっと取れる位でなにも口にできません おまけに頻繁に幻覚を見るようになり 『怖い!怖い!!怖い!!!』と震えながら叫んでいました。
その後も 1ヶ月おきに、3種類の抗がん剤を繰り返しましたが、5日間通しの2回目の抗がん剤の時です。 手術後よりも強い痙攣が起き、直ぐナースコールをし、先生の指示で脳波と心電図を撮り、異常が見られないため そのまま続行。
この時に私は『このまま、まだ一年間も同じ治療を繰り返したら、この子は死んでしまう!!』と思いました。息子も『ママ、この点滴止めて!頭も体も壊れる!』と ずっと訴えていました。
私は 一大決心をし、内科の先生に 全ての抗がん剤治療を拒否します。 と宣言し、前代未聞の展開だったらしく 医局長を中心に私を含め、会議が行われました。医局長は、せっかく治療方があるのに治療拒否するなら 児童虐待で訴える事もできます。
とまで言われました。
それでも答えを変えない私を呆れて見ていました。
何より、治療を受けてる本人が、命の危険を感じる程の薬です。私は、誰になにを言われても構わない!自分の子を守らないと!と必死でした。
その後退院し、2年になりました。 先日の検診で肺に5ミリの怪しい影がある との事で手術が必要。後に手術と入院日を伺いに病院へ。 やはり、手術後の抗がん剤治療は必要とのことでした。
先生達の重い空気の中、息子ははっきりと『手術は受けます。抗がん剤治療は一切受けません』と言いました。
担当医の刺々しい私へのバッシングを、隣でじっと聴いていた息子は先生を睨み付けていました。
退院してからずっと考えて出した答えです。
ただ、闇雲に治療をしないと言っている訳ではありません。抗がん剤治療を経験し、その経過をずっと見てきた私と息子、家族の答えなのです。
私達は抗がん剤を信じていません。
あんなに強い劇薬を、どんどん弱っていく体に投与し続けるのは、拷問にしか思えません。
もっと体に優しく、副作用の少ない薬が、1日でも早くこの世に出てきてほしいと、心から願って止みません。
今、癌と戦ってる皆様にも、これから掛かるかもしれない皆様の家族にも。
抗がん剤の辛さは味わって欲しくないのです。
最後に…
病院で長く治療するより、自宅で好きな事をし、学校へ行き、家族でワハハハと笑って過ごしている。
この、普通の毎日が、とても大切で、何よりの治療だと思います!
そんな風に楽しく過ごしている息子に、『一番の親不孝は、ママより先にあの世へ行く事! ママが先に行くから貴方達はゆっくり来なさい。そしたらママが一番に迎えに行くからね♪』と、言っています。そんな私も長生きしますけれど…☆
ひろこさん、貴重な息子さんとのご体験のご報告をいただき、心より感謝申し上げます。専門家の断定的な発言は、ほんとうにすごい圧力を持って患者さんとそのご家族にのしかかってきますね。よく乗り切られました。
新潟大学医学部の安保徹先生が、自律神経と免疫活性について書いている数々の本がありますね。単純にみえて奥深い知恵があり、ほんとうにその原理・原則を理解し、活用できれば、かなり腫瘍の再発に歯止めをかけることができると思いますよ。
また、「どんなことがあっても絶対に生きる!」と息子さんと決めてしまって、食養生を心がけ、免疫活性を促すような漢方薬を上手にとりながら、毎日、楽しく、笑いにあふれる生活を送ってください。体の中の自家用薬を、大いにおなかの底から笑って、じゃんじゃん作りましょう。
私のブログのプロフィールのところから、私のメールアドレスを調べて、住所を送っていただけたら、応援のエールとして本にサインを入れてプレゼントしますよ。
癌ですか・・重いですね。私自身父親が癌治療を受け、放射線で焼かれてるものですから人事ではないです。
癌細胞は毎日できて毎日殺されています。滞りがなければ・・・。
今の医療法制上死亡診断書は医師が書きますので最終的には医師の手に委ねるのも仕方が無いとも思います。
抗がん剤にしろワクチン療法にしろ、これといって決定打になりえていないのが現状ではないでしょうか?
つづきます。
医療の技術が発展していく中で解消される問題であると思いますが、
今の方向ずけでは永遠に解消されないとも思います。
今は強い薬が最高に良い薬とされがちですが、人の身体は、そんなに強くないですし、薬によってダメージを与えられ、本来の治ろうとする力をも無くするケースも多いと思います。
医師はもっと患者の身体を素直に診るべきです。もちろん最終手段は考慮に入れて。そういうことが、プロフェッショナルなんじゃないですか?
世界中の難儀を抱えた人の1日でも早い快復と医療技術の少しでも早い進歩を祈ります。