2006年12月31日

ステロイド剤投与を拒否し、薬を使わずに、ひどい右顔面麻痺を短期間で完治させてしまった友人の話

 このブログは、おもに重責を背負いながらがんばっている経営者の皆さんとそのご家族の方々の健康管理や「命もうけ」に役立つような目からウロコの情報や知恵をわかりやすく、お伝えするのが目的です。

 またまたブログ記事のあいだがかなり空いてしまって、ときどきチェックしていてくださった読者の方々には、おわび申し上げます。

 もう1年も終わりになってしまいました。

 本年も書ききれないくらい、いろいろなことがありましたが、このことは書いておこうと思います。

 インターネットへの注目が高まっていたインターネット・バブル期に、インターネットのインフラ目的の新会社に筆頭株主として、数十億の金を作って投資し、ホリエモンのようなネット長者になろうとしていた人がいます。

 ところがインターネットのインフラ作りを目的としていたその会社が、実は、完全な詐欺で、銀行から融資を受けられない人物が、有名人を巧妙に巻き込んで、一般投資家からじかに資金を集めて作った、内実のない確信犯的な詐欺会社で、彼は見事にだまされて、インターネット億万長者の夢は破れました。

 そして、彼は、自分も被害者でありながら、筆頭株主としての責任感と、自分が声をかけてお金を集めた投資者にためにも、事態をなんとかしようと、自分は逃げないで、かえって中心に立ってしまったことが、さらに仇となり、自分がまるで責任者であるような追及をあらゆる方面からされて、彼が極悪人扱いされ、マスコミを含めて袋だだきにあいます。

 巨大な金が絡むので、ヤクザのような連中からも半殺しにされそうな目にもあっています。複雑に利害が絡むものは、こわいですね。人間のあさましいエゴや欲が、もろに噴き出してきますから。

 一番の責任者は、もちろん裁判にかけたうえで、刑務所内という安全地帯にヌクヌクと逃げてしまいましたが、そいつが刑務所に入ったところでお金は戻ってきません。

 要領のいい小利口な東大出身者などに多い例ですが、イザ何かあると、自分が責任者であっても、知らぬ顔してとぼけてすぐに逃げてしまうようなことが多い事実を、私は何度も現実に身近に見てきているので、その彼の要領の悪さ、世渡りのへたさには、かわいそうに感じましたが、かえって、私は、逃げなかった要領の悪い彼に、人間としての興味と親しみを感じました。

 次々といい事を言っていた仲間や友人らが離れていく中、彼自身も、個人破産寸前まで追い詰められ、私と会ったときは、どこか気分がくさっているような感じを受けました。

 そりゃ、信じていた友人たちからも裏切られて、手のひらを返したように金の切れ目が友情の切れ目のような体験を30代前半でいやというほど体験してしまった彼には、かなりの心の傷があるように思いました。

でも、彼自身、「たしかに自分は思い上がっていて、そのまま順調に行くように思い込んでいましたから、自分が見えなくなっていたんでしょうね。」と、ちゃんと自らを省みて、語っていましたから、私は感心しました。


 そこで、「ほんとうに大きな仕事をやる人間は、破産、大病、投獄、の3つを体験しなきゃならない、とかいいますよ。きっとあなたが大物だから、そういう体験をしたんでしょう。東急グループを作った五島慶太が、獄中の中で何度もむさぼり読んだという『菜根譚』という人生の知恵の書があります。人の世のいやな面を体験したあとに読むといろいろと発見があると思いますよ。」とメールで彼を励ましたところ、このことをきっかけに、彼とは急に親しくなりました。

 私は、要領の悪いバカをやれる人間は、たしかに損ですが、私は、彼が、追い込まれても、人のせいにして逃げなかった事実を見抜き、それを高く評価しています。

 いざというときに、決して逃げない。

 これは、なかなかできることではありません。ましてや、彼は、別に自分が直接の責任者なのではなく、むしろ一番の被害者なのですから。だから、逃げようと思えば、カンタンに自分が責任をかぶることからは逃げられたはずです。 

 私は、それをあえてやらなかったか、できなかった大バカをやる人間は、好きです。むしろ、「なかなかできることではない。えらいもんだ。」と感心しましたね。 

 話題のホリエモンさんなんかみてごらんなさい。「腹心のパートナーや部下が勝手にやったんで、ぼくは別に知らなかった」と言い張り、すべてを人のせいにして、実質上の最高経営責任者であったはずの自分は知らないのだから関係ないとばかりに、平気な顔してしらとぼけてますね。あれじゃ、上司の不始末を背負い、安給料の労働条件でありながら、それでも、皆でなんとか心機一転、会社の汚名を挽回しようとがんばっている社員が浮かばれませんよね。

 たとえば、医者が手術をしたとして、手術の失敗や落ち度を助手や看護師のせいにして、手術中に、助手が勝手にやったのだから自分は知らなかったのだから責任はない、などといったら笑いものですよね。誰もが、あまりにふざけていると思うのではないでしょうか。

 「自分は知らない。あれは部下が勝手にやったことだ。」

 このセリフ、どこかで聞いたことありませんか?

 そうです、あの麻原彰晃そっくり!!いや、地下鉄サリン事件で多くの無実の人を殺した犯罪者であり死刑囚、オウム真理教の教組、麻原彰晃そのものですよ。元村上ファンド代表の村上氏の言いわけだって、麻原そっくりじゃないですか。こすい確信犯のひらけ直りかたには共通性があるのでしょうか。何人かのタクシーの運転手に聞いても、「まったく同感だ」といっていましたね。

 彼らがいくら儲けたって、大いにけっこう。そんなことは別に全然かまわない。

 しかし、堀江氏も村上氏も、その責任と落としまえのつけ方という意味では、まったく無責任きわまりない人間だと私は思っています。人としての品格もないし、幼稚ですよ。

 法律の抜け穴を利用して自分たちが責任から逃れることさえできれば、自分がどれだけ人に迷惑をかけたか、そんなことはどうでもいいんでしょうね。平和ボケした今の日本ではない少し昔の日本だったら、こういうふざけた人間は、サッサッと暗殺でもされているんじゃないかと思います。

 こういうなんでも人のせいにして自分の責任は棚に上げるような大人が自分を正当化してえらそうなことを言ってマスコミの注目を浴びているようでは、子どもたちの教育に、とても悪い影響を与えてしまいますね。大人が無責任で人のせいにしてすますなら、子どもだってそういうバカな大人のマネをしてしまうじゃないですか。
 
  さて、ちょっとつい熱くなって、話がずれてしまいました。

 その破産寸前まで追い込まれた彼が、生活のために、あまり気が乗らない仕事をサラリーマンとしてやりだしましたが、多大なストレスを感じているようでした。でも、理解ある舞台女優の方と、どん底で結婚し、それなりにはりきっているようでもありました。

 そんなある日、突然、彼の右顔面が麻痺して、動かなくなります。

 医者のところに行くと、即、緊急入院せよ、との指示。いや、なかば命令ですね。

 その友人は、けっこういろいろと遠慮なく突っ込んだ質問をするタイプなのですが、医学の知識は素人ですし、そういう弱い立場に立ったときに、医者が脅しのようになかば強制してくる指示は、ものすごいプレッシャーとなってのしかかりますね。生身の人間は弱いものです。

 こういうとき、よくない医者は、すぐに入院して治療しないとたいへんなことになるとぞ、と専門家としての特権で圧力をかけてきます。こういうとき弱い立場に立った人は弱いのはあたりまえです。

 むべなるかな、彼は、いきなり強制入院させられ、点滴でなかば強制的にステロイド剤をぶちこまれます。

 医者は、2週間入院しろ、といってきたようです。彼は、それはいやだ、となんとか1日でその日は病院を抜け出しました。

 (注)ステロイドホルモンとは、腎臓の上部にある副腎という臓器の外側の部分、皮質といわれるところで作られるホルモンです。そのため、副腎皮質ホルモンとも呼ばれています。普通の状態でも常に体内で作られていて、体に対するいろいろなストレスに対処するなど生きていく上でとても重要なはたらきがあります。このホルモンのうち、糖質コルチコイドという成分を化学合成したものをステロイド剤といって、治療に用います。

 彼からの連絡が何度もあって、やっと話ができ、事情を聞くと、即座に私は、彼の顔面麻痺がおこった状況の可能性を熟慮し、そのステロイド剤を点滴で2週間も体内に入れてしまうことはゼッタイにやめるように強く確信を持って指示しました。

 顔面麻痺は、たとえば、耳の鼓膜のうしろに腫瘍ができて、それが大きくなり、それが顔面神経を圧迫して顔面麻痺をおこすケースや、ヘルペス(帯状疱疹)が顔面に上がってきてなるケースなど、いろいろな場合がありますから、慎重に状況を判断しなくてはなりません。

 彼の場合は、腫瘍でもなく、ヘルペスでもないので、おそらく、仕事での無理や多大なストレスによる疲労の蓄積が、おそらく、顔面麻痺に至る根本条件になっていると判断しました。

 神経の麻痺を回復させる薬なんてないですよ。覚えておいてくださいね。神経を「麻痺させる」薬ならいくらでもありますが。

 ステロイド剤は魔法の薬のように、対症療法として、症状を消すのに、一時的な即効が期待できるので、なぜ効くのかは実のところよくわからないけれども、すぐに使いたがる医者は多いです。

 ここで見逃してはならないことは、それはあくまで対症療法であり、症状を一時的に無理矢理押さえつけているだけで、根本原因から治しているわけではない、という厳然たる事実です。

 ですから、ステロイドで、一時的に症状を抑えても、自然に治ったときにくらべ、非常にすっきりしない中途半端な治り方になってしまうことがあります。

 ましてや、急におこった顔面麻痺は、うまく原因レベルから対処すれば、早く良くなるはずで、それをステロイドに依存させてしまうと、逆に、本来ちゃんと自分の力でスッキリ治るものが、かえってこじれて完治しないような例をたくさん知っています。

 急におこった症状は、その原因をよく理解し、対処すれば、けっこうはやく収まるもので、その最初のタイミングが非常に大切になります。

 ちょうど長い大型連休に入る前でしたので、それに入ってしまうと、上手な対処のタイミングを逃すので、私は、連休に入る前日、その日に、脈による診断をしながら鍼灸治療をしてくれる治療院に電話をいれ、緊急にその日の夕方に彼のためのアポを取ってしまいました。

 彼に電話をして強引に治療のアポを取ったことを伝えると、横浜方面に仕事でいてその時間に治療院に行くのは間に合わないとかのんきなことを言ってるので、一喝し、「タイミングがすべてで大切だから、連休に入る前に治療しておく必要がある。仕事なんか休んじまっていいから、今日必ず行かなきゃだめだ。」と断言しました。

 こういうときに、意外に足を引っ張るのが奥さんの存在。医者の指示に従わないでいて、かえってこじれたらどうするか、と心配し、反対しているみたいでした。

 こちらから携帯で連絡を取ったときに、その彼が、「自分ではよくカミサンに説明できないので、先生から直接説明してくれ」というので、そのまま、奥さんに対して、なぜステロイドによる治療は危険でかえってこじれる可能性が高いか、なぜ、この顔面神経麻痺の場合、鍼灸の方が安全で効果的かというくわしい具体的な説明を、およそ1時間はしたと思いますね。

 彼の奥さんは納得してやっと安心したようですが、こちらの携帯料金は、そのワン・コールだけでなんと2500円もかかったことを知らぬその友人夫婦を「ほんと、けしからんやつだなー。」と私は苦笑していました。
 
 連休前にその鍼灸治療一回。連休明けから連続して鍼灸治療を行い、正味2週間、計5回ほどの治療で、私の予想通り、見事にその友人の右顔面麻痺は、非常にはやく完治しました。これはうまくタイミングを逃さずに的確な治療を選択したからです。

 私の判断がズバリ的中しましたし、彼も大よろこびで、とてもうれしかったですが、思わず、いきなり、強制入院させて、ステロイド漬けにしようとした、その医者に、その結果を直接つきつけてやりたい思いになりましたよ。

 言葉は悪いですが、思わず、ざまあみろ!と言いたいくらい、そういう医者の判断と圧力に逆らって人を導き、結果を出すまでに至るには、とっさの瞬発力と冷静で慎重な判断をした上で決断するかなりの勇気が必要で、けっこうエネルギーがいるし神経を使うものなのです。

 その友人は、もともと仏教信仰のある人で、とくに不動明王を守護神のように思っている人なのですが、「右顔面麻痺になって、不動明王みたいな顔になり、しばらくはかえってハクがつくなどと思うようにしたのですが、でも、そのまま不動明王みたいな顔が続いていたら、営業に出かけることもできず、全然シャレになりませんよね。」と笑いながら、完治をよろこんでいましたね。

 もし、医者の圧力に負けて入院して、ステロイドを毎日点滴で投与されていたら、こう早くすっきり完治することはなかっただろうと推察します。 

 たった一度点滴でなかば強引にステロイド剤を入れられただけで、非常に気分も体調も悪くなってしまった、とその友人は言っていました。

 こういうからといって、ステロイド剤による治療を全部否定するわけじゃないですから、勘違いしないでくださいね。

 ステロイドの投与は、あくまで短期に限り、一時的に症状を止めなければならないようなときには有効で、活用価値がありますが、絶対に長期にわたってステロイドに依存してしまうような使い方を本来はしてはならないものだと私は考えています。

 あくまで一時的な短期に限るべきなんです。


 これを長期に投与してしまっている例などは、アトピー性皮膚炎などで、長期のステロイド投与により、ステロイド皮膚症などを発現し、かえって皮膚炎をこじらせてしまっている例があまりにも多いことを考えても、極力避けるべきだと思います。

 でも、ステロイドも、一時的な即効性が期待でき、保険の点数にもなり収入になるせいでしょうか、危険なのに、医者はけっこう長期にわたって使いたがりますね。

 以前、点滴をすぐにしたがる医者はやぶだと書きましたが、それを「小やぶ」の医者とすると、やはり以前ブログで書いた、ウイルス性のインフルエンザに抗生物質を平気で出して、むしろ副作用の害を与えてしまうような小児科医は、「中やぶ」の医者

 いきなりステロイド剤による治療をはじめようとしたり、ステロイド剤の投与を長期にわたって平気で行なうような医者は、まさに薬に依存させた複雑な医原病を生み出している原因ともいえるので、私は、「大やぶ」医者だと思っています。

 ご参考に、ステロイドの長期使用による副作用には、次のような症状があります。

 骨粗鬆症、骨頭無菌性壊死(大腿骨・上腕骨骨折)、糖尿病、精神障害、消化性潰瘍、皮疹、脂肪肝、白内障、緑内障、ミオパチー(筋萎縮を伴う筋力低下、特に下肢)、血栓(血液凝固亢進)、心筋梗塞、ステロイド性満月様顔貌(ムーンフェイス)、野牛肩、易感染性、食欲亢進(増進)、月経異常、精子運動・数の減少、多毛、脱毛、高血圧・高脂血症、小児への発育障害、他

 どうぞ十分に気をつけてくださいね。

 医者まかせにせず、よく自分の頭で考え、かしこくなることです。

 今年の夏ごろでしたか、ある新設医科大学を訪れたときに、まだ2年生の医学生と話をする機会があったので、「この大学では東洋医学なんかに対しては、理解があるんですか?」と聞いたら、まったく偶然に、その医学生がこう答えたのには、びっくりしました。

「そういえば、このまえ見学にいった大学付属のクリニックに行ったら、そこに顔面麻痺の患者さんが来ていて、そこの先生は、『ああ、そういう場合は、むしろ鍼灸の方がいいんだ』、といって鍼灸の治療師を紹介していました。だから、東洋医学には、ある程度理解があると思います。」

 私は、「ええっ!本当ですか ?! 」と思わず、身を乗り出してしまいました。

 というのは、そんな粋なはからいが自然にできる医者など、今までにお目にかかったことがないからです。

 私はいいました。「そういうことを自然にやれる臨床医が実際にいるんですか?その先生は、きっと臨床の腕がある先生ですよ。そういう先生が人知れず、さりげなく現場の医療にいてくれたなんてすごくうれしいですね。」

 実は、西洋医学による正確な診断を大切にした上で、西洋医学・東洋医学に関わらず、患者さんにとってベストな治療法の選択をしてあげるのが「統合医療」というもので、何もむずかしいことではないあたりまえのことなのです。専門家ばかりがもったいぶって複雑にしているのです。

 ようするに、患者さんにとってベストなチョイスをしてあげるのが「統合医療」なんです。

 真理は単純なものです。 

 とにかく「何でも金で買える」と豪語したホリエモンさんが、1000億円出してもゼッタイに買えないのが、皆さんとご家族の命ですよ。

 どうぞ、日ごろから命に対する知恵を磨いて、命もうけしておくことです。

 いざというときに、そういう知恵があるのとないのとでは、本当に天国と地獄の差を生みます。

 良いお年をBIGにお迎えください!



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この記事へのコメント
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はじめまして、こんにちは、この友人は、私にも、友人だと思います。結婚式にも出席させて頂きました。顔面麻痺になって、明日、東京の病院に行ってみるような話しを前日に電話でしました。凄まじい奴です。今後も期待しております、また、彼はいい奴なので、いろんなご相談で先生のご負担になって居た事も存じておりました。
ところで突然で失礼ですがステロイド剤の事で、質問したいのですが、アレルギー体質で離婚などの精神的に辛い時期に一度は 完全に頭部が脱毛し、現在は生えて来てますが、二十歳そこそこから39歳までステロイド剤を使い続けて、居る友人がいますが、他の治療方法にかえて、ステロイド剤の投与を止める事は、出来るのでしょうか?
本人は女性なので、かなり長い間、悩み抜いて来ているのですが、…
突然の質問を失礼致します、またお忙しいともお聞き、しておりますので、いきなりの無躾な質問をお許し下さい。
Posted by ICHIRO at 2007年04月14日 13:05
偶然、ご質問を発見いたしましたが、個人的な内容のご相談には、コメント欄では、原則としてお答えできません。

ただ本来はステロイド剤は、あくまで一時的に使うものなので、長期のわたって使用し、それに依存してきた場合は、いきなり中止するとそのリバウンドがいっきょにおこりますから、それに代わるやり方に移行していくにも、いきなり中止するのではなく、段階を追って、徐々に使用を減らしていくなりの工夫が必要と思われます。

このような問題は、単純方程式ではなく、複雑な連立方程式を解くようなことになると思います。
Posted by 大塚晃志郎 at 2007年04月15日 03:47
5
大変お忙しい貴重なお時間を申し訳ありませんでした。本人が自分自身の事を、病院任せではなく真剣に考えだし始めてたようです。ありがとうございました。先生のこれからのご活躍も期待しております。
Posted by ICHIRO at 2007年04月17日 15:41
1
たまたま見つけてしまったので一言.この症例はベル麻痺.ストレスが原因.ヘルペスウイルスが原因なのはラムゼイハントでしょう.ベル麻痺の7〜8割は後遺症なく直るけど,ひどい後遺症が残ることが問題.早期治療が大事で,ステロイドやマッサージ,鍼灸治療などを行うのは常識.若い人でステロイドの短期投与が問題になりません.麻痺が残ってしまうほうが大問題,そのほうが藪医者だね.まあ,自然に治ったからいいけどもっと勉強してください.勉強不足ですよ.
Posted by あちゃちゃ at 2007年07月28日 18:23
1.あちゃちゃさんは、おそらく、国立大医学部か、私立でも慶応あたりの医学部を出られた非常に優秀な医師の方なのではないかと思います。ゆえに、ハンドルネームでの、責任の所在の不明なコメントは好きではありませんが、優秀なあちゃちゃ先生の、非常に簡潔にして、明確な診断に心から拍手を送ります。ありがとうございます。お見ごと、座布団一枚やっておくれ、みたいに、正直なところ感心しています。世の中の医者が、あちゃちゃ先生のように、切れ味のいい医学テキストの定石にのっとった判断をスパッとしてくださるといいのですが、現実は、かならずしもそうではありません。事実として、知る限りでもかなり後遺症を残してしまった患者さんは多いように感じます。医者の指示通りにしたのにもかかわらずです。
Posted by 大塚晃志郎 at 2007年10月23日 08:41
2.さて、あちゃちゃ先生は、私がベル麻痺のことを知らないで記事を書いているとでもお思いでしょうか?あまり記事をよくお読みになっておられないのではないでしょうか。ベル麻痺などというむずかしげな医学専門用語を使ったら、一般の人は、かえってよくわからないですよ。また、病名をつけたら、それですべてわかったように、大きな勘違いをして終わりみたいなことになりがちですから、たとえベル麻痺のことを知っていても、医学のテキストに定石として書いてあることをそのまま写して書くようなことなら、どんな馬鹿でもできることですから、あえてやりません。
Posted by 大塚晃志郎 at 2007年10月23日 08:42
3.ましてや、ステロイドを使わなければ、治療したことにならないみたいな西洋医学の側の視点から決めつけてしまうような態度と、ひとことにマッサージとか、鍼灸治療といっても、人によって、または流派によって、さまざまなものがあって、ほんとうに効く鍼を打てる人もいるし、そうでない人もいます。よって、とくに東洋医学系の療法は、名称で、ひとくくりにできないものです。あちゃちゃ先生は、まるで東洋医学的なアプローチが、治療として当てにならず、そういうもので治るなら、自然に治ったも同然、という決めつけ方をされていますが、これは、あきらかに西洋医学以外の医療体系について勉強不足ですね。よくよく観察してみると、ステロイドで症状をおさめた場合と、上手に自分の治癒力を活かし、ステロイドなしで回復した場合では、あきらかに治り方に差があります。ステロイドなしで、上手に治した方が、尾をひく後遺症も残りません。
Posted by 大塚晃志郎 at 2007年10月23日 08:43
4.だいたいストレスが原因と断定するのなら、その原因となっているストレスをなくすか、減らすことにより、根本的解決をはかるべきが、本当の意味で科学的な考えです。その原因を変えることよりも、まずはステロイドという考えこそ迷信に近く、すでに時代遅れの思い込みではないでしょうか。もちろん、急場でのステロイドの短期投与はあってもいいと思いますが、できるだけ使わないに越したことはないと思います。もちろん、私の友人の場合は、どこにでもある鍼治療ではなく、ある特別な鍼治療とストレス・リダクションをうまい流れの中でタイミングよく行なったもので、まったく後遺症など残っていません。これは偶然の産物ではありませんよ。
Posted by 大塚晃志郎 at 2007年10月23日 08:44
5.あちゃちゃ先生は、非常に優秀な西洋医学の医師でありながら、あまりにその他の東洋医学も含めた相補・代替医療の効力というものを、相当なめているのではないでしょうか。薬物による対症療法ばかりを中心とする西洋医学ばかりの思考や方法論ばかりではなく、他の良い方法やアプローチや発想も謙虚に勉強なさるべきでしょう。

Posted by 大塚晃志郎 at 2007年10月23日 08:45
6.私の心から尊敬する世界的に研究実績のある免疫学の教授で、大学病院の東洋医学外来の臨床も兼任で行なっている先生が、いつも医学生や大学院生に言っている言葉は、「西洋医学をやって医師になったからとて、病気を治せるようになったなどと思うなよ。逆に、患者さんと接していくうちに、現代医学がいかに全然病気を治せないままでいるか、本当によくわかるから。」です。そうおしえているのは、トップクラスの臨床医であり、免疫学者である、もっとも私の尊敬する医師であり、医学者です。
Posted by 大塚晃志郎 at 2007年10月23日 08:46
7.あちゃちゃ先生の、西洋医学のテキストの定石ばかりの知識で決めつけて、相手を勉強不足よばわりしてくるのは、明らかに優秀な医師であるがゆえの、エリート意識とうぬぼれが強く、他の医療システムや治療体系をなめてかかっているので、そういうおごりこそ、あきらかに勉強不足ではないかと思われます。私も謙虚に学びつづけるつもりですが、どうぞ、優秀なあちゃちゃ先生も、謙虚に、もっと視野を広く持って、学び続けていただきたく存じます。切れ味のよいスカツとするような西洋医学としては的確な判断につきましては、心よりありがたく感謝申し上げます。
Posted by 大塚晃志郎 at 2007年10月23日 08:48
8.つけ加えていえば、あちゃちゃ先生の切れのよいコメントは、へたをすると、「病名をつけてしまうと、それで安心してしまう」という多くの医者がおかしている盲点に通ずるところがありますし、例にあげた友人の場合、年齢はすでに38歳であり、あちゃちゃ先生がいう「若い人で、ステロイドの短期投与は問題になりません。」というコメントが、彼の場合、果たして当てはまるかどうかも、かなり疑問です。
Posted by 大塚晃志郎 at 2007年10月25日 05:17
9.ましてや、1日ステロイドを投与されただけで、彼は、かなりその副作用で体調を崩し、どうしようもない体のだるさや重さを、強い不快感とともに体験しておりますので、そういう標準的な判断だけで決めつけられないものを感じます。
Posted by 大塚晃志郎 at 2007年10月25日 05:18
10.私の見解では、あちゃちゃ先生の切れ味のよい診断に基づいて、ステロイド投与を中心とした治療法を続けていたら、彼の場合、麻痺が回復しきらないという患者さんにとっては大問題を残していた可能性がかなり高いのではないかと直観いたしました。
Posted by 大塚晃志郎 at 2007年10月25日 05:20
11.真の医療のテキストとは、標準化された医学書ばかりをたよることではなく、おのおの個々にちがう、目の前のいる生きた患者さん自身の生命と心身のリアリティを深く観察することであると思われます。
Posted by 大塚晃志郎 at 2007年10月25日 05:22