2006年09月14日

インドの詩人タゴールの生命讃歌

 このブログの目的は、おもに経営者とその家族の健康管理や「命もうけ」に役立つような知恵のヒントをわかりやすくお伝えすることにあります。

 小手先の健康法よりも何よりも、人間や生命が、まさに自然が生み出した信じがたい驚異的で稀有な存在であることを、生きているうえで、しっかりと認識かつ直観することが大前提として何より大切なことなんだと思われてなりません。

 いろいろな健康回復のノウハウは、そういう大前提の大きな知恵に、あとから自然についてくるものだと思っています。

 先回、体のひとつひとつの細胞にあるDNAを一本につないだら、とてつもない長さになる事実をお伝えして、人間の命というものの信じがたいまでの絶妙な仕組みが、まさに自然が生み出した奇跡であることについて書きました。

 先回の記事を書きながら、20年前に出会い、背筋がぞくぞくするほど感動した、インドの詩人タゴールを思い出しましたので、ご紹介しておきます。

 まさに、脈々と世代を超えてつながっていく生命の波打つようなつらなりについて直観し、それを讃えた生命の讃歌ともいえるものかもしれません。

 
 「昼となく夜となく、わたしの血管をながれる同じ生命の流れが、世界をつらぬいてながれ、律動的に鼓動をうちながら、躍動している。
 その同じ生命が、大地の塵のなかをかけめぐり、無数の草の葉のなかに歓びとなって萌え出で、木の葉や花々のざわめく波となってくだける。Water Lily Flower
その同じ生命が、生と死の海の揺り籠のなかで、潮の満ち干につれて ゆられている。
 この生命の世界に触れると わたしの手足は輝きわたるかに思われる。
 そして、いまこの刹那にも、幾世代の世代生命の鼓動が わたしの血のなかに脈打っているという思いから、わたしの誇りは湧きおこる。」

      ― タゴール「ギタンジャリ」より



 この詩を読み返すと、そのときどきで新たな感動を私は覚えて、何か生き返ったような気持ちになります。フランスの哲学者ベルグソンは、このような生命の脈々たる躍動する連続性のことを、「エラン・ヴィタール」(生命の飛躍)と呼んでいるようです。

 このタゴールの詩や、この「エラン・ヴィタール」(生命の飛躍)のコンセプトは、実は私のライフワークを貫く根本テーマです。私にとって、あくまで健康や医療の問題は、このテーマの中の小さな一部に過ぎないという思いもあるのです。

 以前PHP研究所より出版した「きっと治る―『生きるよろこび』が体を癒す」という本の締めくくりに、このタゴールの生命讃歌ともいえる詩を、読者への生きる励ましのメッセージとして、紹介したものですが、そこに、私がタイの北部のメーホンソンで自ら撮影した、日の出とともに、まばゆい光の中に咲きだした花たちの風景の写真作品を、編集者にたのんでカラーで添えさせていただきました。

 その本のページから直接スキャンしたのであまりきれいな写真のコピーができませんでしたが、読者の皆さんの偉大なる命へのささやかなエールとさせていただきますね。
        


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TB失礼します。健康管理をしっかり行うことは一生を楽しく暮らすための基本です。いかに健康が大切かは、病気にならないとわからないものですが・・・。 他には・・・
健康管理の基本とは【私の稼げる情報・気になる情報】at 2006年09月17日 07:56
「知恵」に関するページを集めました。
「知恵」のトラックバックセンター【「知恵」のトラックバックセンター】at 2006年09月18日 13:57
突然のトラックバック失礼します。よろしければ健康管理について情報交換しませんか?
健康管理とは【健康を維持していくために】at 2006年09月27日 16:43
この記事へのコメント
4
最近更新ないですね。

Posted by ゴンタ at 2006年10月15日 17:23
ゴンタさん、ときどきブログをのぞいてくれていたなら、ごめんなさい。

ブログしばらくお休みしているときは、他の問題や仕事に集中していて忙しいか、あまりにたくさん書くことがありすぎて、キリがないか、また、皆が知らない、本に出てこないような驚くべき事実に次々に遭遇し、それらをそのまま書いていいものか、書かないままでいる方がいいものか、どうバランスよく書いたらいいか、ずっと悩んでいてそのままになっているか、単にしばらく書きたくなくなって書いていないか、どれかです。

私は、たとえ原稿料などないブログであっても、ハンドルネームでモノを語らず、自分の全責任において、いわゆる真剣勝負で、モノを書いていますから、適当につぶやくような、どうでもいい日記みたいなものは書きたくないのです。

いろいろ書きたいことを、どういう順序で書いていこうか、けっこう考えています。

もう少々お待ちください。よろしく。
Posted by 大塚晃志郎 at 2006年10月17日 02:59