2005年10月27日

がんに効くという健康食品の検証の仕方

 このブログは、おもに経営者とその家族の健康管理と「命もうけ」の知恵に役立つような、目からウロコの発想や情報を、わかりやすくお伝えするのが目的です。

 ある長期生存を誇るがん患者の会の会長がいっていることですが、がん患者の会の会合があるというと、それを耳にしたさまざまな健康食品業者が来て、自社の健康食品が、いかにがんに効能があるか、という説明を得意げにするそうです。

 そこで、その自らもがん患者だった会長さんは、そういう業者の方に、次のような質問をするそうです。

 「なるほど、おたくの健康食品が、いかにがんに効くか、その効能について、うかがいました。ところで、その健康食品を摂った100人のがん患者がいて、何人の方が今でも生きていますか?

 この質問に、はっきりと答えられた健康食品業者は、今まで皆無だそうです。

 「その健康食品を摂った100人のがん患者のうち、5年以上生存された方が何人いますか?」

 こういう質問だと、もっとはっきりするかもしれません。

 同様に、がん患者に、抗がん剤を当然のように使う医師に、同じようにたずねてみてください。

 「この抗がん剤を使った100人の患者さんのうち、現在も生きている方は、何人いますか?この抗がん剤を使った100人のがん患者のうち、5年以上生存した方は、何人いますか?」


 これも、はっきり答えられないはずです。

 もし、まことしやかに、はっきり数字を出して答えてきたら、相手が素人だと持って、その医師はウソをついているのでしょうね。

 健康食品にせよ、抗がん剤にせよ、「がんに効く」という、うたい文句が、いかに不確定なものでしかないことを、しっかり、肝に銘じておく必要がありそうですね。

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この記事へのコメント
最近になって日本の医学界でも癌組織体の根源細胞である癌の幹細胞の存在が注目され始めました。癌の幹細胞に関する研究が進展すれば、将来の癌治療に重大な転機を齎すものと期待されます。 小生は1992年以来、癌の幹細胞に対処する治療概念を国際的な医学雑誌に発表しています、それらの論文資料にご関心のある方には、個人的に無料で郵送致しますので、郵送できる宛先をお知らせ下さい。
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Posted by 平田陽三 平田病院 at 2010年07月13日 12:52
平田陽三 先生、


お便りのコメントをありがとうございました。

実は久しくブログからは遠ざかっていたのですが、たまたま昨日、帰国して久しぶりに自分のブログをチェックしましたら、先生からのコメントをいただいておりました。

ご熱心なご研究には、頭が下がる思いです。

またお便りいたします。

取り急ぎ、御礼申し上げます。



大塚晃志郎
Posted by 大塚晃志郎 at 2010年07月19日 19:19