2005年09月09日

食中毒になる病原性大腸菌O157の真実−2

このブログは、経営者とそのご家族の健康管理と「命もうけ」に役立つ知恵を、目からウロコの情報・発想をご紹介しながら、わかりやすくお伝えすることが目的です。

さて、前回、食中毒の原因として恐れられている、病原性大腸菌0157は、実は、それ自身では何もしない、という事実を書きました。

なぜ、O157自身は、細胞に進入したりもせず何も悪さをしないのに、危険だと恐れられているのはなぜか、という問いの答えを、ご自身の頭でお考えになっていただけましたか?

単なる知識の暗記ではなく、自分の頭で考えてみる、ということが、実は「命もうけ」の知恵を養う上で、とても大切なのです。

実は、O157それ自身は、自分では積極的な悪さはしないのですが、まあ、やはり細菌として生きていますから、便(うんこ?)のようなものを排出します。それが、O157の場合は、ベロ毒素という毒素を排出するのです。

このベロ毒素に対して、毒素ですから、体内にあっては困るものなので、通常は、体は下痢か何かで、体の外に出してしまおうと反応します。

ところが、そのベロ毒素に対して、体の免疫系が、過敏で異常な極端な反応をしてしまう人がいるのです。このような人は、体がうまく毒素を軽い下痢か何かで無難に排出するような反応が出来ず、極端な反応をしてしまうのです。

すなわち、O157の出すベロ毒素に対して、そのような極端な反応を免疫系がしてしまうということは、そのようなひどい中毒反応を示す人の体には、O157以前に、すでにバランスが乱れた過敏で異常なはたらきをする免疫系の状態になっているということです。

だから、同じものを食べ、同じように0157を体内に入れてしまっても、少し下痢をするくらいで、ほとんどなんともない人や、生き死ににかかわるような大事件になってしまう人がいるのです。

へんなたとえをすれば、台所に現れたゴキブリを見て、「ああ、ゴキブリか…」と冷静に落ち着いて対処できる人と、ゴキブリを見たとたんに、「ぎゃ〜!!!」と悲鳴を上げて、大パニックになって心臓が止まりそうになる人がいるのと同じです。

いわば、すでに免疫系に異常があり、うまく対処できなくて、体が「ぎゃ〜!!!」とヒステリー名悲鳴を上げて大パニックをおこしてしまう人がいるので、O157自身が恐怖のバイ菌のように思われているわけです。

とはいっても、衛生状態は無視してもいいということではありませんから、もちろん、殺菌するこしたことはないので、誤解のないように願います。

ただ、何でもバイ菌のせいにして、自らの体の中に起こっている自分の免疫系の異常、すなわち、マットウな反応が出来なくなってしまっている自分の体内環境の異常や汚染を、よく振り返り、それを正し、根本から解決する道を考えなければ、本当の問題解決にはならないことを、ぜひ、しっかり覚えておいてください。

これらの免疫系の異常は、やはり、かならず自律神経系のアンバランスや異常が大きく関わっているのです。


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この記事へのコメント
7月に「食中毒を防ぐ!家庭の調理・新常識110」(現代書林)が出版されました。モヤシがウンチほど汚く、シンクで洗うと菌で汚染されてしまう話や、カイワレ大根が菌の揺りかごで育っている秘密、キュウリが食中りの真犯人である話など、目から鱗の話が満載です。小さな子供や老人がいる家の主婦は必読と思いました。またこれから結婚する人も読むべきと思います。
Posted by トビー at 2006年07月22日 12:33