2005年07月22日

無理矢理、症状を抑え込むこと

 体の中でおこっている異変や異常をなんとか知らせようと、必死になって叫び、悲鳴を上げて、助けを求めているのに、それを「うるさい!黙れ!静かにしろ!」と無理矢理、手で口を封じ、それでも、なお泣き叫んで訴えようとしていると、頭をひっぱたき、「うるさいのは、皆おまえが悪い」、と決めつけるようなやりかたは、まるで、幼児虐待と同じではないでしょうか?

 その虐待のあげく、黙らせるために口をふさいでいるうちに、息もできなくなり、いつのまにか、グッタリ息絶えてしまう、なんていうこと、やっていませんか?これでは、あたかも子どもを虐待しすぎて、ついに殺してしまう、あまりに愚かな親と同じではないですか。

 困ったことに、医者が多くの場合、このような虐待に手を貸しているのだから、お話になりません。

 あの切れ者の経営コンサルタント、大前研一氏でさえ、ひどい鼻炎で悩んでいる事実を、彼がどこかで書いていたのを読んだことがあります。ああいう切れ者でも、こういうごくごくあたりまえの命の原則がわからない。

 だから、すごい盲点なのです。いつのまにか、大前氏のひどい鼻炎の症状がいつのまにか消滅したら、それは、ひょっとして、さらに奥深く病気が進行していて、がんが進行しているのかもしれません。

 もちろん、あまりに夜もろくに寝れないほどの、つらい症状ゆえ、かえって心身ともに耐え切れず、疲労困憊してしまうので、一時的に、症状を緩和するために、対症療法で症状を抑える、という処置は、大いに意味があり、否定できません。しかし、それは、あくまで一時的な処置に限るべきでしょう。

 でも、それは、決して問題の根本から解決しているわけではない、ことをよく理解しておく必要があります。

 ただの症状を抑えつけるばかりの対症療法中心の新薬開発のために、最低でも150億円くらいの、治験を含めた新薬開発費用を、あたりまえにかける製薬会社。

 対症療法だけの治療法しか、わからないし、それしかできない病院と医師たち。

 そのあげく、薬にずっと患者が依存しなければならないような、多くの薬漬け医療や医原病を作り出している事実。

 医療の世界の現実では、何かが、本当に根本からおかしいようです。

 そういう現実をしっかり見抜く眼を持っていないと、悪徳サラ金業者に巧みにつけ入れられるがごとく、問題をますますこじらせて、多大な被害を受けるのは、誰でもない、皆さん自身なのです。

 だからこそ、「命もうけ」の知恵や生命についてのインテリジェンスが必要不可欠なのです。





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