2005年06月18日

今、タイにいます

 ごぶさたして申し訳ありません。

 海外出発前後のときは、いろいろ準備や段取りに忙しく、まとまった時間をかけて書きにくい状況になりますので、ご理解いただけますよう。

 今、タイに来ています。タイという国とのおつきあいは、もう16年にもなりますが、米国と違い、どこか、ほっとする国です。

 とはいえ、現場を知らない方々は、まだ、タイが、東南アジアの発展途上国の未開発の国のように思う人も多いのではないか、と思いますが、とんでもないことで、インターネットにせよ、海外からの国際情報にせよ、日本より、情報が、ある意味でずっと早く、世界から入ってきて、世界のダイナミックな動きを、日本にいるより、はるかに生々しく実感します。

 国際情報にもっとも疎い国際的田舎者は、いつも海外に出るたびに、日本だな、とよく感じます。今、国際的に話題になっていることが、日本で、新聞に取り上げられるのが、それより1週間遅れ、などということが、実によくあり、驚かされるものです。

 日本の大手マスコミが、あたかも皆で談合してつるんで、国際情報のうち、どれをいつ国内に流すか、馴れ合いの話し合いで決めているかのようです。

 日本にいると、世界の激しいダイナミックな動きが、なぜか、実感として伝わってきません。国際情報の精神的な鎖国のように感じてしまいます。

 もともと国際会議への参加や、タイ伝統医学の調査で、タイという国と縁が深まったわけなのですが、東南アジアの真ん中に位置する、交通移動にも文化的にも、いろいろなものがクロスするインターセクションとして、タイを拠点にアジアを動き回ることができます。

 いろいろ時間のあるときにまた書きます。





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